Platinum Plasir
今回は前回のプレピー繋がりで、兄弟モデルのプレジールを取り上げてみます。
万年筆にとって1000円という価格帯は激安モデルに値します。
このレンジではカクノが圧倒的に大人気。廉価モデルとは思えない本格的な造りとチープな可愛さが売りとなっています。
逆に考えれば高級感は価格相応といった所。
そんな中、キャップも軸もアルミ製で値段以上の見た目を醸し出してるのがプレジール。
一般的に、成形が容易な樹脂軸に比べて金属軸は値が張る傾向がありますが、金属軸のプレジールが低価格を実現している理由として、プレピーとパーツを共用している事が挙げられます。
見ての通り、首軸は全く同じ。入れ替えもお茶の子さいさい。
スリップシール搭載のキャップは首軸に合う様に設計されているので…
プレピーのキャップ×プレジールの軸 なんてカスタムも可能!
試しにノバオレンジとムーミンプレピーを組み合わせてみました。
想定外の相性の良さにさっきから笑いが止まらない(´ °∀°`)
さてさて、プレジールには大まかに前期モデルと後期モデルが存在しています。
と言っても、細部の違い程度。クリップの塗装の有無とニブのメッキの有無。
色メッキなのが前期モデル、普通のメッキなのが後期モデル。
赤軸なら赤メッキが、てな要領で、各色ごとに合わせたメッキがされてます。
今でも店舗によっては前期モデルが見つかる事はあります。
ちなみに、色メッキはプレピーにも施されてましたが、廃止された理由として使用するに連れてメッキが剥げてしまうから…なんだとか。あと評判もマチマチだった模様。
毎年限定カラー発売!…って人気ですが、2016年からプレジールも乗ってきました。
しかし、プレジールの場合は限定ではなく新色投入。
カラーオブザイヤーの第1弾(?)がノバオレンジ🍊。
外見は後期モデルに準じていますが、首軸がダークグレーなのが特徴。
(上の写真が分かりやすいかな。)
3776センチュリー発売以降のプラチナさんって市場へのアピールが上手いし、軸色の拡大戦略がユーザーの心を鷲掴みにしてる印象があります。しばらくこの勢いが続きそうで、ファンとしては嬉しい限りです、財布の中身が空っぽになるのを除いて(笑)。
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